愛の分かち合い運動にご参加ください
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東京に キムチと梅干しのある「故郷の家」を
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在日韓国老人ホームを作る会
会長 阿部志郎
(神奈川県立保健福祉大学名誉学長) |
日韓の不幸な歴史の下でも、国境、民族、文化をも越えて人間愛をつらぬき、韓国・木浦共生園の孤児たちの母となった日本人がいました。
2012年10月31日に生誕100周年をむかえる田内千鶴子の人間愛の実践こそが、日韓両国の未来に向けた「希望の芽」を育む苗床となりました。
この人間愛、友愛の芽は、韓国内だけでなく日本においても「こころの家族」運動を展開する尹基(ユン・キ)さんによって「故郷の家」となって成長しています。
そして、私ども「在日韓国老人ホームを作る会」は、1985年2月25日に金山政英・元駐韓日本大使を会長に東京で活動を始めて以来、数々のご支援と忘れえぬ出会いを通しまして、関西圏に4か所の「故郷の家」を建設してまいりました。
東京に「故郷の家」をと、こころの家族運動を始めて四半世紀が経ちますが、東京首都圏にも「故郷の家」を必要とされている方は多くおられます。今度は、多くのハルモニ・ハラボジの待つ東京に、皆様と共に「故郷の家」を建設してまいりましょう。
そして、東京に「故郷の家」が誕生するなら、それは「故郷の家」という名の施設が一つ増えるということ以上に、日韓の和解と贖罪の印として大きな意味があると考えております。
皆さま、どうぞともに手を携え、広くアジアの社会貢献の道を歩もうではありませんか。
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